アニメ・ゲーム

2011年8月 8日 (月)

ドキッとしました

Sbishojo

            「美少女買取?!」(秋葉原駅にて)

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2010年12月20日 (月)

世界ゲーム革命

NHKスペシャルで「世界ゲーム革命」を見ました。

今や世界的にゲーム人口が増えていき、映画界なども巻き込みながら拡大を続けている分野です。

この特集で驚いたことが二つあります。ゲームと言えば子どものものと決まっていたのに、この特集の画面には子どもがほとんど登場しなかったことです。ゲームはもはや子どもだけのものではなくて、大人が主役となったようです。

確かにオンライン・ゲームの大航海時代も主流は20~30代の社会人です。ときどき高校生らしい人がやっているくらいです。皆さん仕事のストレス解消にゲームをやっている感じです。

そしてもうひとつは、スタジオ・ジプリがゲームの世界に乗り出してきたことです。宮崎駿さんは、この分野からは最も遠いところにいる人と思っていただけに驚きです。「二ノ国」というゲームで、イラストレーション作画を担当しているとか。

う~ん。これからどうなるんでしょうね。

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2010年10月 4日 (月)

もののけ姫を読み解く

昨日、立教大学で「もののけ姫を読みとく」というシンポジウムが開かれました。

それぞれのパネラーにいろいろな思いがあり、多岐にわたって語られました。まとめると、主に3つの論点で報告されました。

1.環境教育・開発教育の観点から

 野田研一さんは環境文学の立場から「野生の自然」と「二次的な自然」を対比して論じました。太古の森(人間を寄せ付けない)のイメージはアメリカの環境文学に良くでてくるモチーフであるそうです。

 私は開発教育の観点から、共生(共棲)と対立の構図を明らかにしました。また、物語のエンディングが「弁証法的」であることを指摘しました。アシタカがなぜサンと別れてタタラ場に残ったのかを解説しました。

2.時代背景から

 小峯和明さんは中世の説話などの専門家で、もののけ姫の舞台である室町の頃の時代背景を詳しく解説してくれました。私はこの物語は「現代」を語るために作られていて、時代はいつでもよかったのだ、と思っていましたが、そうではないことがわかりました。登場人物やエピソードにも、それぞれ当時の説話、絵巻物、物語に題材があると知り、驚きました。

3.宮崎駿のアニメ論

 上田信さんは中国の環境史などの著書があります。彼は「ナウシカ」との出会いが強烈で、「ナウシカ」の続編を自分で作ってジブリに持ち込んだほどです。ナウシカで語れなかったもの、積み残したものをその後の作品で展開していき、もののけはその集大成である、と解説しました。

 北條勝貴さんは専門は日本古代史なのですが、アニメの分野でも半端ではない知見をもっています。ジブリ映画の系譜をなぞりながら、もののけ姫とその後の作品である「千と千尋」や「ポニョ」と結び付けて解説しました。私は、もののけ姫が宮崎アニメの集大成と思っていたので、その後の作品でもいろいろなチャレンジをしていることを知って新鮮でした。

 全体で4時間に及ぶシンポジウムでしたが、それが短く感じられる程の密度の濃いシンポでした。このシンポの内容はいずれ立教大学ESDセンターのホームページで紹介される予定です。

 ひとつおまけがあります。Googleで「もののけ姫」を検索すると、私の「なぜ、もののけ姫か?」が3位にランクされました(本日11時)。通常は10~20位くらいなので驚きました。ちょっと自慢です。

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2010年9月25日 (土)

もののけ姫はESD

今回の立教の企画については、環境文学を専門にしている野田先生との間で前々から話していました。野田さんは、もののけ姫の中にある「太古の自然」と「現在の自然」という対比に関心があるということでした。

私は、たたら製鉄の開発の側面と、しし神の森の伐採という自然破壊との対立構造にまず目がいきました。

20日の記事にコメントしてくれている鬼木さんは、アイヌやハンセン病や女性の「被差別」という観点で映画を見られたようです。

もののけのテーマは「環境」「開発」「人権」「多文化共生」にわたっていて、まさにESD「持続可能な開発」なのですね。

そんなわけで、私もESDの授業の最後にはもののけ姫をテーマにしてきました。今回、いろいろな方がそれぞれの立場からコメントしてもらえるので非常に楽しみにしています。

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2010年9月24日 (金)

立教大学エコ・オペラ「もののけ姫を読む」

立教大学ESD研究センターの企画で「もののけ姫を読む」を開催いたします。

環境文学という観点からの新しいESDへのアプローチです。ご期待ください。

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「『もののけ姫』を読む」

日時:10月3日(日)14:00~18:00
場所: 立教大学池袋キャンパス 8号館2階8202教室
主催:立教大学ESD研究センター
講師:野田研一(本学教授)、小峯和明(本学教授)、上田信(本学教授)、田中治彦(上智大学教授)、北條勝貴(上智大学専任講師)

参加費:無料
申込み&詳細:
http://www.rikkyo.ac.jp/research/laboratory/ESD/index2.html
左下のイベント情報「Eco-Opera 環境文学-人と自然のありようを考える」より申し込めます

参考:
「田中治彦研究室:なぜもののけ姫か?」
http://www2.rikkyo.ac.jp/web/htanaka/99/mononoke.html

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2010年5月14日 (金)

アバターともののけ姫(続き)

アバターといえば、3Dで話題を呼びました。その感想です。

確かに3Dでは遠近感がでますので迫力は増します。とくに見始めた頃は感動します。

ただ、3Dを見るためには特別のメガネが必要です。このメガネをかけると、画面が暗くなるという欠点があります。せっかくの鮮やかな色彩がくすんでしまう。メガネをかけているときの重さも気になるところです。私の場合、眼鏡の上にメガネなので余計に気になりました。

3Dを初めて見たのはつくば万博のときでしたから、あれから四半世紀たってようやく実用化されたのですね。メガネの問題が解決されれば、すばらしい試みと思います。

「アバター」という用語はあまり聞き慣れないので、辞書で調べてみました。「神の化身」という意味のサンスクリットが語源でした。あまり使われない用語でしたが、ネット・ゲームの中で、自身の分身としての主人公をアバターと呼ぶようになって、普及した感じです。私は「セカンド・ライフ」という有名なネット・ゲームをのぞいたときにこの用語を知りました。ただ、セカンド・ライフには手を出していません(苦笑)。

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2010年5月12日 (水)

アバターともののけ姫

あまり映画を見る機会がないのですが、テーマが「もののけ姫」に近いという話しを聞いて「アバター」をつくばの映画館に見に行きました。

環境破壊で住みにくくなった地球の移住先の候補として惑星パンドラに進出し、さらにそこにある高価な希少資源を採掘しようとする。しかし、そこは惑星の住民ナヴィの居住地である、という設定です。

キャメロン監督自身が宮崎アニメのファンであると言っているそうで、かなりもののけ姫に影響を受けているように思われます。しかし、違っている点も多いですね。

もののけ姫の場合も、やはりテーマは環境と開発、そして多文化共生でした。しかし、その対立の最終解決は当事者どおしの勝敗ではなくて、対立を超えたところにある次のステージの登場でした。

これに対してアバターは、あくまで地球人と惑星人との対立であり、最後は軍事的な解決です。基本的には勧善懲悪で、ストーリーももののけ姫に比べると単純といえます。

一方もののけ姫は、対立の構図が複雑で、悪人・善人の区別がないので、見ている方にイライラ感があります。おまけにラブ・ロマンスも成就しない。より現実の世界に近いということができるでしょう。

アバターでは現在のハイテク兵器(米軍を思い起こさせる)と素手で戦う惑星人(先住民族、少数民族を模している)との戦いでした。ベトナム戦争の敗戦やアフガンやイラクで苦戦している米軍を揶揄しているということもできます。

もののけ姫がもつさまざまな意義についてはかつてホームページに書いたことがあります。よかったらご覧ください。

 「なぜもののけ姫か」

 http://www2.rikkyo.ac.jp/web/htanaka/99/mononoke.html

 

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2010年5月 5日 (水)

私のストレス解消法

私のストレス解消法は、ずばり「大航海時代 on line」です。

これは、世界中を航海して、知らない街を訪ねたり、財宝を発見したり、商いをしたり、海賊と戦ったりするネット・ゲームです。

夜、仕事の悩みなどでなかなか眠れないときなど、一番いいです。「次はどの町にいこうか、とか、何を仕入れようか」などと考えている内に、いつの間にか寝入ってしまいます。

現実世界ではなかなか旅行にも出かけられないので、バーチャルな世界旅行を楽しむといった感じです。

クライ・・ですかねぇ・・

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2010年4月26日 (月)

エヴァのセミナー

下の写真は2年程前に立教大学で開いた、エヴァンゲリオンのセミナーのポスターです。

放送研究会の学生がゼミにいたのですが、なぜかその部員たちにエヴァおたくが多くて、しかも非常勤で来ていた佐々木先生もエヴァを論じるとあって、このような企画が実現したわけです。

放送関係とあって、当日は映像、音響もばつぐんでした。私と佐々木さんとの対話のような感じでセミナーは進んで、その後会場とのやりとりがありました。セミナー終了後はもちろん「エヴァ飲み」。

セミナーとは普通ならば、議論をしていく内にだんだん深まったり、論点が整理されてくるものです。ところが、このセミナー、時間がたてばたつ程広がって散漫になっていく。通常とは逆です!

要するに皆「自分のエヴァ」を語っているだけなのです。もっと言えば、「エヴァに投影した自分自身」をつぶやいているのです。だからまとまるはずもなく、皆それぞれに自己満足して帰っていったのでありました。

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2010年4月21日 (水)

専門はもののけ姫とエヴァンゲリオン

上智大学では新入生全員に対してオリエンテーション・キャンプがあります。教育学科は今年は4月4-5日に箱根でやりました。

そのとき、それぞれの先生が専門について5分ほど話す時間があります。 昨日まで高校生だった学生に短い時間でわかるように話さなければなりません。開発教育と青少年の社会教育です、とか言ってもよくわからないだろうし・・

そこで、「早い話しが私の専門は、もののけ姫とエヴァンゲリオンです」と紹介しました。もののけ姫はテーマが「環境・開発・多文化共生」ということでESD(持続可能な開発のための教育)ですし、エヴァンゲリオンは詰まるところシンジ(主人公)の「居場所」とアイデンティティをテーマとしているからです。

この辺の詳しいことは、私のホームページの「アニメ論」で。

 http://www.rikkyo.ne.jp/~htanaka 

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