タイ・世界

2016年11月 3日 (木)

フォーラム・居場所論の「現在」

 

上智大学教育イノベーション・フォーラム

       居場所論の「現在」

 「居場所」という日常的な用語が政策文書に登場したのは、1992年に文部省から出された不登校対策の報告書でした。その後、居場所を関する書物は増加し、心理学、教育学、社会学などの学術書にも登場するようになります。居場所論が広がる背景には、経済や情報のグローバリゼーションが急速に深まりをみせるなかで、家族・地域・会社・国といった従来、人々に安心と安全を保障してきた集団や組織によるセイフティネットが縮小し、人々を孤立化させていることが原因であると思われます。
 居場所づくりは実践や政策においても、子どもの貧困、災害復興、高齢者の地域参加などにおいて、鍵となる概念になりつつあります。また、欧米での移民問題やアジア諸国でのテロ問題でも、若者の居場所が注目されています。この度さまざまな分野で居場所論を研究し、居場所づくりの実践に携わっている皆さまにお集まりいただき、交流する場として本フォーラムを企画いたしました。皆さまのご参加を期待しています。

日時 2016年12月3日(土)13:30~18:00
場所 上智大学四谷キャンパス 上智紀尾井坂ビル-B210 (JR四ツ谷駅徒歩10分)
   http://www.sophia.ac.jp/jpn/info/access/map/map_yotsuya
主催 上智大学総合人間科学部教育学科(教育イノベーション・プログラム)
参加費 500円(資料・お茶代) *学生・院生は無料

プログラム
 13:00 開場
 13:30-13:50 趣旨説明 田中治彦(上智大学総合人間科学部)
 
 第Ⅰ部 日本の子ども・若者と「居場所」
    コーディネータ 阿比留久美(早稲田大学)
 13:50-14:20 報告1 千代田区に貧困家庭の子どものための居場所を作りました
                -NPO法人MLTこどもプロジェクトの現状と課題
                久田満(上智大学総合人間科学部)
 14:20-14:50 報告2 支援としての「居場所」を考える
                ―〈承認する/教育する〉のジレンマ
                御旅屋達(東京大学社会科学研究所)
 14:50-15:20 報告3 「いつでも・誰でも・無料で」来られる居場所づくり
                -冒険遊び場の実践からの学び
                森川和加子(せたがや子ども・ワカモノねっと)
 15:20-15:40 質疑と議論
 
 第Ⅱ部 グローバリゼーションと「居場所づくり」
    コーディネータ 萩原建次郎(駒沢大学)
 16:00-16:10 課題の整理
 16:10-16:40 報告4 ダッカでのテロ事件と若者の居場所づくり
                筒井哲朗(一般社団法人シェア・ザ・プラネット)
 16:40-17:10 報告5 トランスナショナル状況下の欧州ムスリム移民の居場所づくり
                丸山英樹(上智大学グローバル教育センター)
 17:10-17:40 報告6 居場所とゆとり――社会変動論的視座から
                塩原良和(慶応義塾大学法学部)
 17:40-18:00 質疑と議論

 (終了後、同会場で懇親会をもちます) 

お申込みとお問合せ
 田中治彦研究室  ibasho.sophia@gmail.com
 

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2012年7月13日 (金)

国際振り込め詐欺に注意!

おとといの夜、突然タイの友人からメールが入りました。スペインに旅行中に財布を盗まれて困っているという内容でした。パスポート以外一切をなくして、ホテル代も払えないので、助けてほしいとのことです。
それは大変! と、思ったのですが、まずはタイの彼女の知人に連絡し、善後策を考えることにしました。

翌朝またメールがきて、ともかくお金(約18万円)を送金してほしいと、口座が指定してあります。そしてパスポートの写真が添付してありました。
むむむ、何かおかしい・・

そもそもメールができるわけですから、日本人ではなくタイの家族や職場に連絡すればよい話です。家も貧しいわけではないし、職場も国際的な組織です。

でも本当に本人の可能性もあるので、「今タイの方と連絡をとって対応を考えている。私は週末銀行に行く時間がとれない。至急、タイの知人の方にコレクトコールしてください」と返信しました。

そして数時間後・・
タイの知人から「彼女のメアドはハッカーされている。何もしないでください。」とのメールがきました。

国際的な振り込め詐欺のようです。皆さんもこんなメールに気をつけてください。

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2012年6月30日 (土)

モスラや、モスラ・・・はインドネシア語!

インドネシア駐在の知人が教えてくれました。あの「モスラや、モスラ・・」の歌詞はインドネシア語だそうです!

ザ・ピーナツの伊藤えみさんのご冥福をお祈りいたします。

Mothra Ya Mothra Dengan Kesaktian Hidupmu Regtulah Doa Hamba-Hambamu Yang Renda Bangunlah Dan Tunjukanlah Kesaktianmu Mothra Ya Mothra Dengan Hidupamu Yang Gemilang Lindungilah Kami Dan Jadilah Pelindung Perdamaian Perdanaian Adalah Hnya Jadian Yang Tinggal Bagi kimi Yang Dapat Membawa Kami Kekemak Muran Yang Abadi

モスラよ モスラ あなたの命の魔力で 身分卑しき、貴方の下僕は呪文を唱えて祈ります どうか起ち上がって 貴方の魔力を見せてください モスラよ モスラ 光輝くあなたの生命で 平和をもたらす守り神となり われらを守りたまえ

神となり われらを守りたまえ

http://www.youtube.com/watch?v=K_wQEQiVfoc&feature=youtube_gdata_player

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2012年5月11日 (金)

インカ帝国展に行ってきました

上野の国立科学博物館で公開中のインカ帝国展に行ってきました。

展示内容は考古、人類学、歴史に分かれているのですが、展示の量も適切で小一時間で回れました。

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                          国立科学博物館HPより

何と言ってもマチュピチュの3D映画は特筆物です。コンドルの目で遺跡をめぐるのですが、とても迫力があります。

入場料1400円の価値はあります。6月24日までです。

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2012年5月10日 (木)

猫ひろし問題について

カンボジアの代表としてマラソンでロンドン・オリンピック出場をめざしていた猫ひろしが、国際陸連から資格なしと認定されて、オリンピックに出場できなくなった。

猫は次のリオのオリンピックの出場をめざすという。

カンボジアの代表選手として出るというならば、国籍の取得だけでは十分ではないであろう。

最低限、

1.カンボジア語を習得する。

2.年の半分以上はカンボジアに居住する。

3.カンボジアに「骨を埋める」ことを表明する。

くらいのことをしないとカンボジア国民の期待を担っての代表ということにはならないのではないだろうか。

今回の騒動は日本とカンボジアの関係にとってもマイナスであると思う。

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2012年4月19日 (木)

追悼:山本正さん(日本国際交流センター理事長)

山本正さんのご葬儀が昨日、上智大学の隣のイグナチオ教会でしめやかに執り行われました。

山本さんの名前を知っている人はおそらく稀でしょう。舞台の表には出ず、自身でも「黒子」に徹すると常々言っておられました。お通夜には3人の元首相を始めとして1000人以上もの方々が参列していました。

山本さんの業績が新聞などで取り上げられていますが、それらはすべて日米関係に関するものです。私は1980~86年に日本国際交流センターで働かせていただきましたが、そのときの私の仕事はアジアであり、国際協力でした。

新聞などに取り上げられない山本さんの功績を二つ紹介させていただきます。

ひとつはNGOによる国際協力の草分けの仕事です。NGOというと途上国に学校を作るなどの慈善的な活動が目立ちます。山本さんはそのような日本人中心のやり方ではなく、現地のアジアの人々によるNGOを支援するやり方を考えていました。それはアメリカの財団などのやり方をお手本にしていたからです。私や上司であった伊藤道雄さん(その後国際協力NGOセンター事務局長)は1980年代の初頭にアジアの国々をまわって、各国の地元のNGOのダイレクトリーづくりをし、それら地元の団体に支援金が回るようにしました。

もとひとつの業績は「NPO法」です。官尊民卑が強い時代にあって、山本さんは民間の公益活動の重要性を訴え、1970年代後半にはアメリカやヨーロッパのフィランソロピー(慈善活動・公益活動)についてのシンポジウムを数回開いていました。その中で日本の民間公益活動における法制度や税制の不備を度々指摘していました。NPO法が成立するのはそれから20年後、1998年のことです。

山本さんは敬虔なクリスチャンで、上智大学の出身でもあります。何よりも家族を大切にし、また国際交流センターのスタッフも家族同様に思っていました。センターを10年以上も前に離れた私の同僚たちもボランティアで葬儀のお手伝いを買って出ていました。

今はただただご冥福をお祈りするのみです。

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2012年3月30日 (金)

『アジア・太平洋地域におけるESDの新展開』

アジア太平洋地域の国々におけるESDをまとめてご紹介した本です。

『アジア・太平洋地域におけるESD
〈持続可能な開発のための教育〉の新展開』

阿部治、田中治彦(編著)

明石書店、2012年3月刊、4200円+税

《目次》
第1部 アジア・太平洋のESDネットワーク(座談会)

第2部 アジア・太平洋の各国のESD
 東アジア 日本、台湾、韓国
 東南アジア カンボジア、タイ、インドネシア、マレーシア
 南アジア インド、バングラデシュ、ネパール
 南太平洋 フィジー、バヌアツ、ソロモン諸島、パラオ、オーストラリア

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2012年3月29日 (木)

日タイ協力による参加型学習マニュアル

『グローバリゼーションと参加型学習-アクション・リサーチ報告書』 

 開発教育協会とタイのISDEP(持続可能開発教育研究所)が5年間にわたって共同で行った参加型学習マニュアルの開発プロジェクトの最終報告書です。タイの若手のNGOワーカーの研修プロジェクトを実施しながら、参加型学習のテキストを開発しました。報告書には以下の11の参加型学習教材が収録されています。半分はDEAR、半分はISDEPが製作したもので、タイのみならず、アジア学院の研修にも活用されています。

 
 アクティビティ
 1 参加のはしご(DEAR製作)
 2 羊・豚・虎・ライオンの物語
 3 グローバリゼーションとコーヒー(DEAR製作)
 4 世界市場(貿易ゲーム)(DEAR製作)
 5 市場
 6 商品のブランド品
 7 風が吹く
 8 つながりの紐
 9 グローバリゼーションの中の私
 10 私と携帯電話(DEAR製作)
 11 パーム油(DEAR製作)

 この報告書は「立教大学ESD研究センター」のホームページでPDF版で提供されています。
 
 フロント・ページ「ESD研究センターの成果物」→「報告書」とお進みください。
 
 

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2012年3月 4日 (日)

ふかしぎ写真館-時計

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年末にバンコクのチュラロンコーン大学でいただいたおみやげの時計です。

タイにしてはしゃれた時計だと喜んでいたのですが・・・

   時間を合わせることができません!

   止まったあとに再び動かす手立てがありません!

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2012年3月 3日 (土)

ふかしぎ写真館-アユタヤ遺跡

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「湖水に浮かぶアユタヤ遺跡」

ではありません! ただの洪水です。

もとの遺跡の絵はがきも一緒に買わされました。

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