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2020年1月12日 (日)

18歳成人と「成人式」(2)

何が問題なのか?

 民法改正により2022年度より成人年齢が18歳に引き下げられることになった。それに伴い、従来各自治体で行われてきた成人式をどうするのかが、今課題となっている。成人年齢が18歳になるのであるから成人式も18歳で行うのが当然と思われるのであるが、実際には仙台市、宇都宮市、豊中市など多くの自治体が引き続き20歳で催しを行うことを表明している。

 18歳選挙権・18歳成人の実現に向けて発言してきた者として、このような自治体の動向について危惧を抱いている。というのは、国が法律で「18歳から成人です」と言っているにもかかわらず、自治体レベルでは「20歳までは大人ではありません」というちぐはぐなメッセージを出すことになるからである。成人年齢の引き下げによって、中学校、高校段階で市民教育の必要性が改めて認識され、今年度から導入される学習指導要領でも市民教育に相当する学習内容が重視されている。学校現場で「大人になるための教育」を構想する際に、成人式のあり方もひとつの課題となるであろう。まずは、これまでの経緯についてみてみよう。

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