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2020年1月10日 (金)

18歳成人と「成人式」(1)

 2022年度に成人年齢が18歳に引き下げられます。これに伴い今、成人式を何歳で行うかが課題となっています。現行通り20歳で「はたちを祝う会」を実施すると表明した自治体が出てきています。

 しかしながら、20歳で成人式を行うことには大きな問題があると感じています。 

  1. 「はたちを祝う会」には2つの点で根拠がありません。成人式は「新成人」を祝う会であるので、20歳では法制度的な根拠がすでに失われています。また、成人式は民俗学的には子どもから大人への移行を祝う「通過儀礼」です。20歳は誰にとっても人生の節目にはなりません。その点、18歳成人式は高校から就職、進学の年であるので、通過儀礼としても意義があります。
  2. 18歳の成人式のメリットは、和装だけではなくスーツや学生服でも出席できることです。「子どもの貧困」が問題になっている今日、誰でもが参加できる形の成人式が望まれます。入試直前で落ち着かないというのであれば、開催を3月などに移せばよいのです。
  3. 18歳は高校3年の時期に当たるので、確かに式典の実行委員会などを組織しにくいです。全員が18歳となる翌年(19歳時)に成人式を行うことはひとつの代案としては考えられます。一年以内であれば「成人式」と名乗ってもよいでしょう。 

    皆さん、どう思われますか?

                         田中治彦

                         momo.suke●nifty.com




     

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