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2012年10月

2012年10月30日 (火)

そして大阪・・・

久しぶりに大阪で講演をした。大阪で話しをするのは独特の緊張感がある。

思い返してみても「何か起きる」のが大阪なのである。想定外の質問が矢のように飛んできたり、思い通りの結論にならなかったり・・

若いときはその原因がよくわからなかった。そしてある時発見したのである・・

「つかみ」がすべてだ、と。

冒頭でしょうもない冗談を言えばいいのである。それで会場はなごむ。挨拶代わりである。

それからというもの、大阪に向かう新幹線では講演の内容ではなく、つかみばかり考えている。

今回は大阪YMCA130周年の記念行事であった。若者の居場所と参加とユースワークをテーマに90分ほど話をした。もちろん、つかみと落ちを忘れずに。

ところが、私以外の5人のパネリストや司会者はぼけないのである。一人だけ浮いて、ばかみたいではないか。

と思ったら、そうではないらしい。司会者から「先生ひとりでおいしいところをもっていったんですよ」と言われた。

なるほど、これが大阪か・・・

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2012年10月26日 (金)

直せない故障

デジカメのズームに不具合があるので、さっそく直してもらおうと思い電器店に行った。

ところがデジカメの修理は基本料金が15000円であるという。そもそも2万円程度のデジカメなので、これでは修理に出せない。

スキャナーのときもそうであった。1万円程度のスキャナーの修理が8000円ということがあり、結局新しいのを買うことにした。

エコとかリサイクルとか言っても、これではものを長く大切に使う気がおこなくなる。どうなんでしようねぇ・・・

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2012年10月 9日 (火)

木彫りの熊

サケを口にくわえた木彫りの熊-ある時期どの家にもひとつはあったのではないでしょうか。私も中学生の頃、父からもらって毎日磨いていました。

その木彫りの熊にも物語があります。先週訪問したのは阿寒湖のアイヌのコタン(集落)。とはいってもほとんどお土産物屋さんです。

戦後、アイヌの人びとは阿寒湖の和人の土産物屋の軒先で木彫りの実演をしていました。ところが取り分が不当に安いということで、阿寒湖の地主さんにかけあって土地を貸してもらって自分たちだけで土産物屋をすることになったそうです。ところがその土地は、阿寒温泉の中心地から1キロも離れていて人が来ない。そこで大型スピーカーで一日中宣伝していたそうです。

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そうこうする内に観光客がぞろぞろ歩いてアイヌ・コタンにやってきた。とにかく木彫りの土産物がよく売れたそうです。団体旅行の時代でしたから。そうしたら和人も1キロの道すがら店を出すようになった。

しかし、時代が変わって個人旅行が主流となり、温泉街も土産物屋も客の減少で困ってしまった。そこで、アイヌ・コタンと観光協会が協力して、アイヌの踊りのショーをメインにして集客するようにしたそうです。それで一息つきました。

ところが1997年にアイヌ文化振興法ができると、アイヌの伝統舞踊があちらこちらで見られるようになりました。阿寒のショーは珍しくなくなり、また客足が遠のいていく。そこで、写真のような劇場を釧路市の支援で作りました。そして「イヨマンテの火祭り」という創作劇を実演するようになったのです。

今は、土産物も商品開発が必要なので、アイヌのアーティストたちと3か年計画で新しいものを考えているそうです。

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