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2011年10月21日 (金)

悲しいとき(19)空港編

しばらく前までは、空港で「わいろ」を要求されることがありました。私は2回そういう体験があります。

それは1980年代のなかば頃です。インドネシアのジャカルタ空港を出国するときでした。出国カウンターでパスポートと航空券を提示しました。

ところが、出国管理官が

「出国カードがないので、出国手続きができない」

というのです。

出国カードというのは、入国のときに書いたものの片割れです。たいていパスポートにホチキスで止めてあります。

私は「そんなはずはない。パスポートに確かにはさんであるはずだから、確認してほしい」と言いました。

すると「いやない。出国カードがないと出国できないぞ。ただし、100ドルあればこの場で再発行してもいい」

なんだ、そういうことか・・

「いや、確かに入っているはずだ。もう一度確認してほしい」

というような押し問答が続きました。まわりの乗客も私たちの方を見てざわざわしています。

管理官もあまり長引かせたくないようで・・

「ううん、仕方ないな。特別に10ドルでどうだ」

と値切ってきました。出発時間も迫っているし、乗り遅れると面倒なので私もその辺で手を打つことにしたのです。

もう1回はバングラデシュのダッカ空港です。1983年頃の話です。

やはり出国のときに税関のところで呼び止められました。

「もしバングラデシュのお金が残っていたら、ここに置いていかねばならない」

というようなことを言うのです。そんなはずはないけれど、面倒くさいので、

「ほとんど残っていないが、小銭ならば・・」

といって財布の中から小銭を出して渡しました。おそらく100円にも満たなかったと思います。

今では、そんな話もめっきり聞かなくなりました。

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コメント

私も10年ぐらい前にインドの空港で似たような
ケースに遭遇しました。英語がまったくわからない
ふりをしたら、あきらめてくれました。

追記:
それよりも郵便局から出した絵葉書などが、ひとつも
日本に着かなかったのが残念でした。

投稿: 森井哲也 | 2011年10月28日 (金) 07時11分

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