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2010年10月11日 (月)

検察審査会の思い出4

実際に審査する事件とはどのようなものかというと、ほとんどが交通事故です。一旦は示談が成立しているのに、その後こじれてしまって被害者が相手をやはり起訴してくれ、と申し立てるような例です。私たちがが担当した案件は10件にも満たないのですが、記憶に残っているのは1件をのぞいて交通事故のケースばかりです。

検察審査会のホームページでは「これまでに全国の検察審査会が審査した事件数は15万件に上り,その中には,交通事故や窃盗など身近で起こる事件だけでなく,水俣病事件,日航ジャンボジェット機墜落事件,薬害エイズ事件,明石花火大会事件といった社会の注目を集めた事件もあります。」とありますが、そんな大事件に遭遇するのは幸運中の幸運でしょう。

とはいえ私たちの任期中にも殺人事件が1件だけありました。正当防衛で不起訴になったのですが、果たして正当防衛かどうかを主に審議しました。(ここまで書いていいのかな?)審理には3回、つまり3か月かかりました。

ほとんどが交通事故の処理という検察審査会ですが、それでは審査員の人たちは毎回うんざりして、6か月も続くのか、と思われるかもしれません。それがそうではないのですね。

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