« 検察審査会の思い出1 | トップページ | 検察審査会の思い出3 »

2010年10月 9日 (土)

検察審査会の思い出2

当時、私は岡山大学に勤めていて、そこから15キロほど離れた山陽町に住んでいました。ある日届いた郵便を見たら送り手が「岡山地方裁判所」となっています。

これはビビリましたね。(一体何悪いことしたんだろう?)

封筒を開けると「あなたは検察審査員の候補となったので、○月○日の説明会に来られたい」というような内容でした。しかも「もし来ないと法律によって罰金が課されることもある」とか。これ脅し?

まずはとまどい、困ったな、という気持ち。当時私はまだ40歳そこそこで、人生で一番忙しい季節。大学教員とはいえ、毎月一回の会合に半年も出続けるのはきつい。

次に、好奇心ですね。これはめったにない機会だ、おもしろいかもしれない、学生にも話せるし・・

というわけで、罰金も困るので、ともかく説明会に出かけました。会場にはおそらく100人以上の人がいたと思います。説明によると、まだ私たちは候補者の段階であって、この中から抽選で11人が選ばれるとか。それならば、当たることもなかろう、などとたかを括っていました。

説明会は2度ありました。2度めも前回とあまり変わらない説明だったので、終わったときに担当の方に質問しました。「なぜ2度も説明会をするのですか」

すると「こうしないと、なかなか実質的に11名を選ぶことが難しいのですよ」。なるほど、ここに出席しないような人ははずすつもりのだな、と予想しました。

そうして再び裁判所からの手紙。

「貴殿は厳正な抽選の結果、検察審査会の審査員に選ばれました」

|

« 検察審査会の思い出1 | トップページ | 検察審査会の思い出3 »

政治・市民・世の中」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/557951/49699585

この記事へのトラックバック一覧です: 検察審査会の思い出2:

« 検察審査会の思い出1 | トップページ | 検察審査会の思い出3 »