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2010年10月12日 (火)

検察審査会の思い出5

最初はいやいや来て、不安ととまどいの中で行う検察審査会。しかも、案件はこじれた交通事故の後始末みたいなことばかり・・

そんな審査会ですが、3回目くらいから審査員の目つきが変わってきます。自分たちは世の中で必要なことをしている、公務に携わっている、という自覚というかプライドみないなものが生れてきます。交通事故の後のトラブルであっても、いろいろな人間模様も見えてきますし、起訴するかどうか判断に至るまでのプロの検察官の仕事を追体験する。

要するに、大変やりがいのある仕事であるということに目覚めるのです。担当の職員が「今日はこの件で終わりにしましょう」というと、「いえ、ぜひもう一件やりましょう。説明だけでもお願いします」とか。中には任期を終えたときに、「お願いですからもう一度やらせてください」と懇願する人もいるとか(これは法的に無理)。

それで、検察審査会の同窓会ができています。全国組織で会報もあります。私はその団体には入っていませんが、同期の審査員でその後また会って飲み会をしました。3回くらいしたように覚えています。

裁判員制度が始まったときにマスコミではさんざん批判がありました。でも、私は検察審査会の経験から、この制度は必ず定着する、と信じていました。裁判員を経験した人たちが支持するに違いない、と思ったからです。だから最近は批判は鳴りをひそめましたよね。

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