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2010年6月21日 (月)

ベンガルの青春

シャプラニールの活動の中に、村の少女グループが行う防災活動への支援という事業があった。なぜ、少女グループを支援するの? という疑問も総会ではあった。

実は、今バングラデシュではこの国始まって以来という「思春期」が大衆的に登場しつつある。つい10年程前まで、幼い顔をした少女が生まれたばかりの赤ん坊を抱えている、という風景は普通であった。すなわち、女子は初潮があって体が成熟すると、12歳くらいから結婚することがある。15歳くらいの母親はめずらしくなかったのである。

ところが、ここ数年来、村のレベルでも中学校、高校への進学が急速に進んだ。そして晩婚化していったのである。といっても18歳くらいが平均ではあるが。

かつては子どもからすぐに大人に移行していたのが、今や子ども→青年→大人、と日本と同じような発達の道をたどることになった。ベンガルにおける「青年期の発見」(ルソー)である。(日本が同じ状況になったのは大正時代!)

ティーネイジャーをもてあますのはどの社会も同じこと。むしろ少女たちに積極的に社会参加してもらって、村づくりに役立ってもらおう、というのがシャプラニールのねらいである。

下の写真は、「早婚をやめよう」というキャンペーンで行う演劇の練習風景。

Sshapla02

                 バングラデシュ・ポイラ村、2006年

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コメント

そういえば「悲しいとき・・(8)」の前歯が欠けたのはこのときでした。(^^;)

投稿: 田中治彦 | 2010年6月23日 (水) 14時42分

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